みなさんこんにちは。早いもので年が明けて1ヶ月が経とうとしています。
お正月、美味しいものをたくさん食べてしまった方も多いのではないでしょうか。
今回は減塩のススメ①と題して、減塩に必要な豆知識をご紹介していきます。
高血圧の人もそうでない人も、減塩することはとても重要ですので、ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
そもそもなんで減塩しなきゃいけないの?
日本の高血圧者数は4300万人とされており、そのうち3100万人が管理不良であると言われています。
お醤油や塩を多く使用する日本の食塩摂取量は、ほかの国々に比べて多く、食塩摂取量を減らすことが重要視されています。
塩分が多いと何がいけないの?
塩分を摂り過ぎると、体の中のナトリウという成分と水分の量を調整するために血液量が増えることで高血圧になります。
高血圧の状態が続くと血管はいつも張りつめた状態になり、次第に厚く、硬くなってしまいます。
これを動脈硬化と言いますが、動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞の原因になります。
また、高血圧が続くことで心臓に負担がかかり、長期的な結果として心不全になります。
つまり、高血圧や動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、心不全などの病気にならないよう減塩が必要なわけです!!
「塩分はそんなにとっていません。」「薄味だと思います。」という人が多くいます。
私自身も1日に塩分をどのくらい摂っているかなんて、毎日把握できていません。
まずは、自らの食事を振り返り、現状を把握して、食習慣を見直していきましょう!
塩分摂取量を知る方法
塩分計で測定する
体温計のような形をした機械を汁物などに直接入れて塩分量を計算することができます。
食品成分表や塩分早わかり表で計算する
書籍や電子版、アプリなどがあり、摂取した食品を検索し、塩分含有量を調べることができます。
食品表示を参考にする
パッケージの裏にある栄養成分表示を見て食塩相当量やNa含有量で塩分量を知ることができます。
※食品によってはNa(ナトリウム)で表示されています。
1日の理想塩分含有量=Na2360mg
Na含有量から塩分量を計算することもできます。
塩分チエックシートなどを利用する
調べたり、計算するのは面倒なときに利用するのも良いです。
具体的な塩分量はわかりませんが、塩分が多いかどうかを判断できます。
ご希望があれば、チェックシートをお渡しします。
さいごに
今回は、減塩の第一歩として、自らの食事における塩分量を知る方法をお伝えしました。
減塩に向けて、塩分摂取量を知るきっかけ、参考になればと思います。
今後は減塩方法について、具体的なお話しできればと考えています。